ワイヤハーネス設計
機械工学と電気工学を融合し、複雑さを管理しやすくする

ワイヤハーネス

機械設計と電気設計の組み合わせ

建設車両、ロボット、PCなど、多くの製品で電気部品やケーブル、ワイヤの占める割合が増加する電動化の流れの中において、製品設計時に必要なスペース、総重量、コストなどの重要な要素を把握するために、専門的なツールと高機能ソフトウェアの利用がますます重要になってきています。また、顧客からの頻繁な変更要求により、製品開発にはさらなる複雑さが加わっています。
機械工学と電気工学を結び付け、製造に関連する情報を導き出す高度なシステムを使用することで、この複雑さを管理しやすくすることができるのです。これにより製品の品質を高めながら、同時にコストを削減できます。

ベストプラクティス

ワイヤーハーネス設計:従来の設計と3D設計の比較

ワイヤーハーネス設計とドキュメント作成は、設計と生産間のインターフェースにおける重要な接合点と言えます。ワイヤーハーネス設計において設計データと現物が一対になるデジタルツインを活用すると、従来方法と比較し、よりスムーズで効率的であることがわかります。

クリティカル・エリア

従来のワークフローでのムダな時間

従来のワークフローでは、ワイヤーハーネス設計作業に十分な時間をとれません。生産に必要なデータは、製品のプロトタイプが作られてから決まります。手戻りや再設計、エラーが頻発し、納期遅れや余剰部材の廃棄などコストが発生します。

効率的な代替策

デジタルプロトタイプを使用した3Dワイヤーハーネス設計

3D CADソフトを使用することで、ワイヤーハーネスとケーブルの設計プロセスが効率的になります。まず最初に、物理的なプロトタイプの代わりにデジタルツインが作成されます。関連データと製造図面は、このデジタルツインから自動的に生成します。このデジタルモデルは、途中で変更があった場合でも、ほとんどコストをかけずに迅速に対応・実装できます。

ソリューション

2D/3Dハーネスケーブル設計ソリューション EPLAN Harness proD

EPLAN Electric P8や主要MCADソフトウェアのデータを利用して2D/3Dでワイヤハーネスを正確に設計します。配線とケーブルを自動配置して、ワイヤハーネスの干渉およびケーブルのエラーチェックが可能です。機械設計と電気設計を融合させた正確なデータを元に、ケーブル、コネクタ、アクセサリ、バンドル情報などハーネスケーブル製作に必要なネイルボードとBOMを自動生成します。

ソリューション

2D/3Dハーネスケーブル設計ソリューション EPLAN Harness proD

EPLAN Electric P8や主要MCADソフトウェアのデータを利用して2D/3Dでワイヤハーネスを正確に設計します。配線とケーブルを自動配置して、ワイヤハーネスの干渉およびケーブルのエラーチェックが可能です。機械設計と電気設計を融合させた正確なデータを元に、ケーブル、コネクタ、アクセサリ、バンドル情報などハーネスケーブル製作に必要なネイルボードとBOMを自動生成します。

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